【#69】覚悟 理論派新人監督は、なぜ理論を捨てたのか 栗山英樹
◎内容と感想
2012年、監督就任一年目でいきなりチームをリーグ優勝に導いた栗山さん。落合博満と同じく、コーチ経験がないまま監督になり、就任一年目で優勝した数少ない名将の一冊です。
最初の数ページで、栗山さんがいかに優秀な解説者であるか手に取るようにわかります。最初の数ページで、栗山さんが日本ハムファイターズがどんな状態だったか?をていねいかつ野球初心者にもわかるように説明してくれています。
栗山さんの就任したときは、ちょうどエースであるダルビッシュが大リーグ行きを決め、来シーズンから日本でプレーしないというチーム状況でした。
エースが抜けるという状況から、栗山さんはどうしたか?ということから第一章が始まります。