読書めも

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合コンするなら○○のある店を選べ!M-1王者から学ぶ恋愛テクニック《マイナスからの恋愛革命 井上裕介》

以前TKOのふたりがMCを務める番組で、ノンスタイルの井上さんがゲストとして出演しており、こんな恋愛テクニックを語っていた。

 

 ブサイクがモテるには「モテる」と言え。

 

ブサイクが「おれモテるで」と言うと、ひとは「嘘やぁ」と思うと同時に、「なんでこのひとがモテるんやろ?」と知りたくなる。さらには、顔以外にモテる要素がきっとあるんやろうなぁと連想するようになりじぶんに興味が向く、という理論らしい。

井上さんはナルシストキャラでやっているから、そのキャラが苦手なひとや嫌いなひとはバリアを張る。バリアを張っている人間に対して、じぶんに興味を向けることはきわめて難しい。だからそのバリアを解除させるために、「おれモテる」で自信をもって言う。井上さんのキャラならではのテクニックだ。

そんなテクニックがいくつも書いてあるのかなぁと思い、軽い気持ちで手にとったのがこちら。

 

 

井上さんの著書2作目である『マイナスからの恋愛革命』を読んだ。前作の『スーパーポジティブシンキング』にくらべて、すこし説教くさいかなぁという印象だった。

本書は、井上恋愛塾の教科書みたいな感じ。1章と2章にわかれていて、1章が恋愛における精神論的な話。2章が恋愛におけるテクニックの話。この1章がすこし説教くさい。熱がこもりすぎて、空回りしてる感があった。

2章に書いてあるテクニックだけど、こんな感じ。

 

異性を口説きたいなら「座敷のある店」を選ぼう

合コンする日が決まったら、まずやらなきゃいけないのは、お店選びです。僕が常にこだわっているのは、絶対に「座敷のあるお店」に行くこと。特に男性の大多数は最終的に女の子をどうにかしたいと考えています。どちらかの家であったり、ホテルに行きたいと考えている。そこで座敷がなぜ効果的かというと、靴を脱ぐという、この絶妙なアットホーム感が、女の子を解放的な気分にさせてくれます。(中略)

 

そのうち、飲んでいてちょっと酔っ払ってきたら、男性も女性も、絶対に片方の手で身体を支えます。テーブル席だと、椅子の背もたれに寄りかかる形になるけど、座敷だと背もたれがないから、どちらかに身体を傾けるようになる。こうなると、人って絶対、無意識に好きな人のほうに身体が傾くんです。周りから見たら「こっちがタイプなんやな」って見分けることができます。

 

座敷をおススメするもうひとつの理由は、ミニスカートをはいている女の子がいた時に、自分が着ているシャツやジャケットを、彼女の膝にそっとかけてあげられること。「汚れたらいけないし、下着が見えてもいけないから」みたいに善意をアピールすることができます。もしかしたら、飲んでるうちに、女の子が服の上にお酒をこぼしてしまうかもしれません。

「クリーニングするよ!」「ええよ、別に」「いや、でも悪いから... ...」「じゃあ、お願いしようかな」これで次シャツを返してもらうために、もう一回会える口実ができました。または「ええよ、俺、自分でクリーニングするから。その代わり、今度もう一回デートしてや」みたいなことを言える。

これが、僕の編み出した「男は、合コン行くなら上着羽織れ」理論です。

 

デートのときにL字型の席を予約する、というのはよく聞くやつだけど、これは知らなかった。芸人さんが恋愛で使うテクニックはほんとうにおもしろい。島田紳助さんがかつて松紳で語っていた恋愛テクニックは『シモから作戦」だった。

これは、ぜったいにフラれない告白の仕方で、男も女もどちらも使える作戦だ。たとえば、じぶんの全くタイプでない異性からいきなり告白されたとしよう。はっきり言って困るし重い。

なぜなら、結果を求められるからだ。でも、このひとから「あなたのこと勝手に好きでいいですか?許可だけください。返事なんていりません」と告白されたら、人間というのは不思議なもので、そのひとのことを優しくしだす傾向があるという。

さらにこっちの告白方法のメリットは、あなたに何かしてほしいと求められているわけではないから、振られることはない。

つまり、「勝手に好きでいいですか」というのはノーリスクで告白できるというわけ。しかも、「勝手に好きになるなー!」というひとはほとんどいないから、最強の告白の仕方ということらしい(ちなみに、松本人志さんもこの作戦を使っていた笑)

 

このシモから作戦は本書に載っていないのだけど、そんな恋愛におけるテクニックがたくさんつまっている。これを読んだら、あなたも意中のひとを射止めることができるぞ〜(たぶん)

 

 

yukiumaoka.hatenablog.com

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