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読書めも

読んだ本の感想をぼちぼち書いてます

【#22】大学選びに迷ってるキミにぴったりな本を授けよう『22歳負け組の恐怖 山内太地』

ノンフィクション-社会問題 教育
22歳負け組の恐怖

22歳負け組の恐怖

 

内容(「BOOK」データベースより)

4割が就職できない!?大学生二極化時代の到来!高校生の半分が大学へ進学する時代の大学と大学生のリアル。

感想

大学研究家というあまり耳にしない職業で活躍する山内太地さんの著書。世界の大学を見学し、その大学の様子をレポートするといったことを行っているひとです。

本書を読んでいて、何度も高校のときにこのひとのことを知っておきたかったなぁと思うことがたびたびあった。もし、タイムマシーンがあるなら、当時の自分に会いに行き、この本を渡したい。大学は偏差値がすべてと思っていた高校時代のあのころの自分に渡したら、どう思うのか知りたい。

本書のメッセージは、まやかしの数字「偏差値」に騙されるのでなく、自分に合った大学に行きなさいということだ。

これがわかっていない学生がすごく多いらしい。偏差値が低かったり、無名大学でも手厚いサポートを受けることができるいい大学がたくさんあると山内さんはいう。実際、本書には数多くの無名大学が紹介されており、それらの大学の魅力について知ることができる。高校の進路指導の先生も知らないような話もたくさん出てくるので読んでいて非常におもしろい。

また、大学選びだけでなく、就職率が低下し、今現在の大学生の取り巻く環境や大学での過ごし方なども書かれている。この本を読んだひとの多くの感想が、「この本をはやく読んで損はない」だったが、ぼくも完全同意だ。むしろ、高校一年生が読むくらいがちょうどいいのかもしれない。

大学選びに迷っている高校生、有名大学に入ることが正しいと思っている高校生、大学の情報探しに苦労している親御さん、そんな彼らにぴったりの一冊だ。

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