読書めも

読んだ本の感想をぼちぼち書いてます

地味だと思う君はいますぐこれをよもう《地味ですが何か? おぎやはぎ》

地味ですが何か? (扶桑社文庫)

地味ですが何か? (扶桑社文庫)

 

内容(著者からのコメント)

小木 この本を読めば、出世できると思う?
矢作 そうだねえ…出世かどうかわからないけど、僕らぐらいにはなれるんじゃない?
小木 僕らって、どのぐらいなんだろうね?
矢作 よくわかんない。人によって感じ方も違うだろうし。まあとにかく僕らぐらい、ってこと。
小木 あ〜、高望みはできないってことだよね~。
矢作 まあ、これを読んで、すごい出世できる気になる人もいないだろうけどね。

感想

おぎやはぎの芸風はなんともふしぎな芸風だ。関西芸人のようにテンションが高いわけでもないし、声をはるようなこともない。芸人独特の前へ出ようするガツガツした姿勢も見せない。

かれらは自分たちの芸風を地味と言い切っている。「地味」というと、ネガティブワードに見えるが、かれらはそう考えていない。

地味=ダメの考え方は辞める

よく地味でテンションが低いって言われるけど損したことない。むしろ得した方が多いかもだって地味だからそもそものハードルが低い。すべっても「おぎやはぎらしいよね」って言われる。そしてキツい仕事も来ない(笑)

だから若手芸人が通る「熱湯風呂」,「罰ゲーム」とかやったことがない。だって俺らみたいな奴らがリアクションしてもつまんないもん。 

また、明るくて喋りが達者なひとが向いていそうな「営業」の仕事をこういうふうに分析している。

営業マンは地味のがいい

営業は同情を買われるくらいの人がいい。相手に「かわいそうだなぁ」「なんとかしてあげたいな」って思われたらこっちのもの。

だからこそ、ものすごく物腰低く行かなくちゃいけない意外と地味な人の方が営業に向いているのかもしれない。よく営業は笑顔を絶やさない!とか言うけど、ずっと笑顔なんてうさんくさいよ。ところどころはにかんで、もの静かの方が物腰低いって思ってくれるから。

本書は、おぎやはぎが芸能界をどういうふうに渡り歩いてきたか知れる世渡り術のようなものだ。おぎやはぎが好きなひとはもちろん、「あいつに比べておれは地味だなぁ」とか「わたしは地味だからダメだなぁ」と思っているひとにオススメする。きっと、読み終えたとき、「地味」っていいもんだ と思うだろう。

読書メモ

1.人が褒めないと事を褒める

人を褒める時は、相手の意見に流されてはだめ。自分がいいと思ったことを褒める。ザキヤマの顔、俺いいと思うもん。でも、コツは誰も褒めないところを褒めてあげることかな。たとえ嫌われている人でもその人のいい所を探す。

「みんなに嫌われてかわいそうだなぁ」ってって思うくらいのがいいかも。そしたら、いい所探す気にもなるだろーしね。

2.愛は見返りを求めてはいけないが、褒めは求められる

人は褒めたら今度は自分を褒めてほしいんだと思う。例えば、「〇〇さん素敵ですね」と言っているのはさ「いやいや××さんもかっこいいじゃないですか」って言われるのを期待してる人多いと思うんだよね。

だから相手が褒めてきたら褒め返すのが鉄則なんだと思う。だからこそ常に周りのいる人のいい部分を探しておかなきゃいけない。そうしないといざ褒められた時にいい褒め返しができないから。愛は見返りを求めちゃだめだけど、褒めには褒め返しが必要なんだよね

3.地味を恥じない

別に派手な人が有利なわけじゃない。世間には「落ち着いた人のが好き」という人もいるしね。モテようとして派手なことをして好きな子に「落ち着いた人のが好きなんです」って言われたら死んでも死にきれない(笑)地味だって一括りじゃないんだからいろんな種類があるの。

自分なりの道を進んだらいいと思う。

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